S&P中国サービスPMI、7月は52.6 1年2カ月ぶり高水準

S&Pグローバルが5日発表した7月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は52.6と、6月の50.6から上昇し、昨年5月以来1年2カ月ぶりの高水準を記録した。写真は上海で昨年9月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京 5日 ロイター] - S&Pグローバルが5日発表した7月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は52.6と、6月の50.6から上昇し、昨年5月以来1年2カ月ぶりの高水準を記録した。新規輸出受注の増加など需要の拡大が寄与した。
PMIは50が景況改善・悪化の分岐点となる。
新規事業が1年ぶりの高水準となったことがPMIを押し上げた。新規輸出受注は3カ月ぶりに増加。観光の活発化と貿易環境の安定化に支援された。
雇用は6月の減少後、業務量の増加や信頼感の改善を背景に2024年7月以来の速いペースで拡大。これにより、未処理業務の増加ペースが鈍化した。
原材料、燃料、賃金の上昇により、平均投入価格は上昇傾向を維持し、6カ月ぶりに販売価格も上昇した。
製造業を合わせた総合PMIは前月の51.3から50.8に低下した。
財新は7月からS&Pグローバル中国PMIのスポンサーではなくなった。