米アマゾン、配達用人型ロボットの試験を準備=報道

米アマゾン・ドット・コムが人型ロボット用ソフトウエアの開発を進めており、最終的には配達員の仕事を担う可能性があると、ニュースサイトのジ・インフォメーションが関係者の話として4日に報じた。写真は同社のロゴマーク。2月に撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[4日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが人型ロボット用ソフトウエアの開発を進めており、最終的には配達員の仕事を担う可能性があると、ニュースサイトのジ・インフォメーションが関係者の話として4日に報じた。
ロイターはこの報道を確認できていない。
報道によると、アマゾンはカリフォルニア州サンフランシスコのオフィスの一つで、屋内障害物コース「ヒューマノイド・パーク」の建設を終えつつあり、そこで近々こうしたロボットの試験を行う予定だという。
アマゾンは人型ロボットに搭載する人工知能(AI)ソフトを開発中で、今のところ試験には他社のハードウエアを使用する計画という。
アマゾンは現時点でコメント要請に応じていない。
アマゾンは4日の一連の発表で、在庫管理ロボット、配達員、広大な同社倉庫の全てが、AIを導入することでどのような恩恵を受け、顧客の玄関先まで荷物を迅速に届けることが可能になるかを示した。