午前の日経平均は反発、米株高や円安で ハイテク株上昇

前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比387円85銭高の3万7834円66銭と、反発した。写真は東京証券取引所。2008年11月撮影(2025年 ロイター)
Hiroko Hamada
[東京 4日 ロイター] -
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比387円85銭高の3万7834円66銭と、反発した。前日の米国株高の流れを引き継いだほか、為替の円安基調も支えとなり、日本株はしっかりした展開が続いた。指数寄与度の大きい半導体株などが買われ、日経平均は一時400円超高となる場面があった。ただ、買い一巡後はもみ合いとなった。
日経平均は前営業日比239円高でスタートした後も上げ幅を広げ、前場序盤に一時421円高の3万7868円42銭で高値を付けた。指数寄与度の大きい半導体株が堅調だったほか、主力銘柄の一角が買われ、相場を支えた。個別材料を手掛かりにした物色もみられた。一方、新規材料は乏しく、前場終盤にかけては3万7800円台で一進一退となった。
市場では「米国株の底堅い動きを背景に、日本株もきょうはしっかりとなっているが、ここから先は上値が重そうだ」(水戸証券の投資情報部情報課長・岩崎利昭氏)との声が聞かれた。岩崎氏は「米国と各国との関税交渉が進められている中ではなかなか積極的に買いづらく、一段と上昇するには明確な材料が必要」と指摘。目先の日経平均は横ばい圏での推移が続くのではないか、という。
TOPIXは0.72%高の2791.20ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆9140億5600万円だった。東証33業種では、その他製品、パルプ・紙、精密機器など30業種が値上がり。ゴム製品、金属製品、陸運の3業種は値下がりした。
個別では、アドバンテスト、東京エレクトロンがそれぞれ1%超高、ルネサスエレクトロニクスが4%超高。任天堂は2%超高、資生堂が4%超高だった。指数寄与度の大きいファーストリテイリングは1%超高だった。
一方、豊田自動織機は12%超安と大幅下落し、プライム市場の値下がり率トップ。同社は3日、トヨタグループによる買収提案を受け入れて株式を非公開化すると発表し、買付価格にさや寄せする動きとなった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1241銘柄(76%)に対し、値下がりが334銘柄(20%)、変わらずが54銘柄(3%)だった。
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