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米ウォルマート、事業簡素化へ人員削減を計画 約1500人

2025年05月22日(木)08時39分

5月21日、米小売大手ウォルマートは業務簡素化に向けた再編の一環として、約1500人の削減を計画している。2022年7月撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[21日 ロイター] - 米小売大手ウォルマートは業務簡素化に向けた再編の一環として、約1500人の削減を計画している。ロイターが入手したメモで分かった。

グローバル・テクノロジー事業、米国店舗でのEコマース(電子商取引)フルフィルメント事業、広告事業のウォルマート・コネクトのチームが影響を受ける。

メモには「小売の未来を定義するような体験を提供するための進展を加速させるには焦点を絞る必要がある」と書かれている。

一部の職務を廃止し、新たな職務を設けることも計画に含まれる。

ウォルマートは約160万人の従業員を抱える米国最大の民間雇用主。同社のウェブサイトによると、全世界で約210万人を雇用している。

米国最大の輸入業者でもあり、主に衣料品、電子機器、玩具などの輸入品の約60%を中国から輸入している。

同社は先週、トランプ大統領の関税措置がサプライチェーンに打撃を与え、コストが増加するため、5月末までに一部商品の価格を引き上げると発表した。

ロイター
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