ニュース速報
ビジネス

中国京東集団、第1四半期の売上高が予想超え

2025年05月14日(水)11時57分

 5月13日、中国電子商取引(EC)大手、京東集団(JDドット・コム)が発表した2025年第1・四半期売上高は、前年同期比15.8%増の3010億8000万元(418億2000万ドル)で、LSEGのデータに基づくアナリスト予想の2892億2000万ドルを超えた。写真は同社のロゴとショッピングカートのイメージ。2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[13日 ロイター] - 中国電子商取引(EC)大手、京東集団(JDドット・コム)が13日発表した2025年第1・四半期売上高は、前年同期比15.8%増の3010億8000万元(418億2000万ドル)で、LSEGのデータに基づくアナリスト予想の2892億2000万ドルを超えた。

中国では近年、長引く不動産危機や高失業率などを背景に消費需要に強い逆風が吹き続けている。

ただ京東集団やアリババといったEC大手は、大幅な値引きや政府による家電買い換え補助金の活用などで需要掘り起こしに尽力。今年に入ってからは中国の1、2月の小売売上高は伸びが加速した。

目先はいわゆる「618商戦」が、消費回復ペースを把握する重要な節目になりそうだ。京東集団が始めた618商戦は今やEC業界の一大イベントになっており、商戦期間は年々長くなっている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ大統領、シリア暫定大統領と面会 関係正常化

ビジネス

バーバリー、人員20%削減へ 通期決算は予想上回る

ワールド

クレディ・スイス元幹部の賞与削減は違法 裁判所が判

ビジネス

三井住友FGの26年3月期、純利益10%増の1兆3
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因は農薬と地下水か?【最新研究】
  • 3
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」にネット騒然
  • 4
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 5
    あなたの下駄箱にも? 「高額転売」されている「一見…
  • 6
    トランプ「薬価引き下げ」大統領令でも、なぜか製薬…
  • 7
    「がっかり」「私なら別れる」...マラソン大会で恋人…
  • 8
    「奇妙すぎる」「何のため?」ミステリーサークルに…
  • 9
    トランプは勝ったつもりでいるが...米ウ鉱物資源協定…
  • 10
    「出直し」韓国大統領選で、与党の候補者選びが大分…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 4
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 7
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 8
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 9
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 10
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 8
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中