「ありえない!」「特別な瞬間」...世界で唯一「ビーチが滑走路」な空港への「夢のような着陸映像」が話題に
Awe As Traveler Films Plane Landing at Only Beach Airport in the World

(写真はイメージです)willy wo-Unsplash
<スコットランドのある空港ではビーチを滑走路に使用。しかもサーファーや犬の立ち入りも可能で?──>
TikTokに投稿されたある動画をきっかけに、世界で唯一、ビーチに旅客機が離着陸するスコットランドの空港が注目を集めている。
【動画】「ありえない!」「特別な瞬間」...世界で唯一「ビーチが滑走路」な空港への「夢のような着陸映像」が話題に
動画に映っているのは、スコットランドのアウターヘブリディーズ諸島にあるバラ島で、バラ空港(Barra Airport)の砂浜にローガンエアの旅客機が降り立つ息をのむような光景。「飛行機がビーチに着陸する世界で唯一の空港行きの便を利用した証」という字幕が流れる。
乗客が窓の向こうに目をやると、潮の引いた干潟が迫ってくる。そして着陸する直前、青い海と白砂の雄大な眺めが広がる。動画の再生数は21万5000回を超えた。
バラ空港は世界で唯一、定期便が干潮時の砂浜を滑走路として利用する珍しい空港だ。
空港の公式サイトによると、空港のフライトスケジュールは潮の満ち引きによって決まり、「普通の空港に比べると新風のような存在で、素晴らしい光景はほかとは比べ物にならない」という。
空港マネジャーのマイケル・ガルブレイスは、「そんな個性とユニークさに特別感を感じる。砂の上に降りて笑顔になる観光客を見ると、私たちはみんな喜びでいっぱいになる」と本誌に語った。
この小さな空港は1974年から旅客機の運航を始めた。公式サイトによると、今では年間の利用客が1万4000人を超え、航空機の離着陸は約1400回に上る。