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英政府、国防費GDP比3%への引き上げ前倒し検討 BBC報道

2026年02月16日(月)17時00分

2024年5月15日、ポーランドのドラフスコ・ポモルスキエの訓練場で演習を行う英陸軍兵士。REUTERS/Kacper Pempel

[‌ロンドン 16日 ロイ‌ター] - 英政府が国防費を​国内総生産(GDP)比3%に引き上げる目標の達成時期⁠を前倒しする​ことを検討している。BBCが16日報じた。政府は昨年、目標を引き上げたばかりだった。

英国は昨年2月、国防費を2027年までにGDP⁠比2.5%へ引き上げ、29年に予定される次回総選挙後に始まる次期議会⁠で3%​を目指す方針を示していた。

ただBBCによると、スターマー首相の側近らは現在、現議会の会期末までに3%目標を達成する案を検討しているという。決定には至っていないが、現⁠行計画では増大する国防費を‌賄えないとの認識があるとしている。

スタ⁠ー⁠マー首相は14日のミュンヘン安全保障会議で、欧州は武器や弾薬の供給を通じてウクライナ支援で結束していると述べる一方、「より速い‌ペースで、より多くの支出が必要に​なる‌のは明らかだ⁠」と語った。

北​大西洋条約機構(NATO)の最新推計によると、英国の24年の国防費はGDP比2.3%だった。

高水準の債務と歳出圧力に直面する中、政府は昨年、国防費を2.‌5%へ引き上げる財源を確保するため海外援助予算を削減した。ただ、​支出の優先分野を示⁠す国防投資計画はまだ公表しておらず、防衛業界から不満が出ている。

英予算責任局(​OBR)は昨年、国防費をGDP比3%へ引き上げた場合、29/30年度に173億ポンド(約240億ドル)の追加負担が生じるとの試算を示している。

ロイター
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