ニュース速報
ビジネス

配車グラブ、第2四半期にインドネシア同業GoTo買収へ=関係筋

2025年05月08日(木)12時48分

 東南アジアの料理宅配・配車大手グラブは、インドネシアの同業GoTo(ゴートゥ)を第2・四半期中に買収する方向で検討を進めている。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。写真はシンガポールで2019年3月撮影(2025年 ロイター/Anshuman Daga)

[シンガポール/香港 7日 ロイター] - 東南アジアの料理宅配・配車大手グラブは、インドネシアの同業GoTo(ゴートゥ)を第2・四半期中に買収する方向で検討を進めている。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

シンガポールを本拠とするグラブは買収提案に向けてアドバイザーと契約を結んだ。資金調達について銀行と協議を進めているという。

グラブとGoToはコメントを控えた。

別の関係者によると、GoToの評価額は70億ドル前後になりそうだ。LSEGのデータによると、ジャカルタ市場上場の同社株価は年初来20%上昇し、時価総額は約58億ドル。

一方、米ナスダック市場上場のグラブの株価は今年に入って2.4%上昇し、時価総額は200億ドルに近くに達している。

別の関係者2人はGoToが海外部門を売却する見通しだと述べた。うち1人はインドネシアでは金融部門を除く全事業がグラブに売却されるとした。

両社はなお交渉中で、事業売買の条件は固まっておらず、変更の可能性があるという。

米配車大手ウーバー・テクノロジーズが出資するグラブは、デリバリー、配車、金融サービスなどを手掛ける。

ソフトバンク・グループや、中国電子商取引(EC)サイト淘宝(タオバオ)などが出資するGoToはECや銀行サービスなどを提供している。

市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、両社が事業統合すれば80億ドルの市場の約85%を占める巨大な配車サービス企業が誕生する。

両社は何年も前から断続的に合併交渉を行っているが、大手2社の提携に対する競争上の懸念から合意に至っていない。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人

ビジネス

NY外為市場=ドル横ばい、米CPI受け 円は週間で

ビジネス

米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語…
  • 7
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 8
    機内の通路を這い回る男性客...閉ざされた空間での「…
  • 9
    中国の砂漠で発見された謎の物体、その正体は「ミサ…
  • 10
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中