独プラント・設備受注、3月は前年比+4% 2カ月連続増

5月7日、ドイツ機械装置産業連盟(VDMA)が発表した3月のプラント・設備メーカーの受注は実質で前年比4%増と、2カ月連続の増加となった。独ゲオルクスマリーエンヒュッテのスチール工場で2024年9月撮影(2025年 ロイター/Leon Kuegeler)
[フランクフルト 7日 ロイター] - ドイツ機械装置産業連盟(VDMA)が7日発表した3月のプラント・設備メーカーの受注は実質で前年比4%増と、2カ月連続の増加となった。
国内受注は3%減少したが、国外からの受注が6%増加。うちユーロ圏からの受注は19%増加した。大型受注などが寄与した。
ドイツの第1・四半期の国内総生産(GDP)は3四半期ぶりにプラス成長となった。
VDMAのチーフエコノミストは「今年は良いスタートを切ったが、特に米国の通商政策と潜在的な対抗措置に関する不確実性は依然として高い」と述べた。
第1・四半期の受注は4%増。国内からの受注が1%増、ユーロ圏諸国からの受注が12%増、非ユーロ圏諸国からの受注が2%増だった。