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米エクソン、丸紅に低炭素アンモニア供給で長期契約

2025年05月08日(木)09時04分

 5月7日、米エクソンモービルは、丸紅に年間25万トンの低炭素アンモニアを供給する長期契約を締結したと発表した。写真は、エクソンモービルのロゴ。2023年7月、バンクーバーで撮影(2025年 ロイター/Chris Helgren)

Sheila Dang

[ヒューストン 7日 ロイター] - 米エクソンモービルは7日、丸紅に年間25万トンの低炭素アンモニアを供給する長期契約を締結したと発表した。

エクソンが米テキサス州ベイタウンに建設する世界最大の低炭素水素プラントが結ぶ最初の供給契約となる。

天然ガスから製造される水素は、燃焼時に水を生成するクリーンな燃料であり、アンモニアは水素のキャリアとして使用でき、液体での輸送が可能。エクソンによると、水素製造から発生する二酸化炭素は回収され、地下に貯蔵されるという。

丸紅との契約は、エクソンがベイタウン水素プラント建設を進める最終投資決定を下すことが条件。エクソンは、今年中に決定を下す予定であり、政府の政策や規制当局の許可にかかっていると説明した。

また両社は、丸紅はエクソンのベイタウン水素プラントに出資すると発表した。エクソンの広報担当者は出資比率については明言を避けた。

ロイター
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