午前のドルは143円前半へじり高、アジア通貨高一服

5月7日、午前のドルは143円前半へじり高となった写真は米ドル紙幣。4日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[東京 7日 ロイター] - 午前のドルは143円前半へじり高となった。米財務省が近く米中高官協議を行うと発表したことを受けて、両国の対立緩和期待が中国人民元などアジア通貨の下げにつながり、ドル高が波及する形でドル/円も上昇した。
ドルは早朝の142円半ばから143円前半まで上昇した。米国の財務省と通商代表部(USTR)が日本時間7日朝、ベセント財務長官とグリアUSTR代表が今週、中国の経済担当高官とスイスで会談すると発表したことがきっかけとなった。
発表を受けて、アジア市場では中国株や米国株先物が上昇。リスクオンムードが広がり、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルが92円前半から93円前半へ上昇するなど、円も弱含みとなった。
日本の連休中に3年ぶり高値を更新した台湾ドルが反落したことも、ドルを押し上げた。台湾が3日に行った米国との関税協議で、通貨高の容認を米から要請されたとの憶測が広がり、台湾ドルは5日にかけて急上昇したが、この日は前日の反落地合いを引き継ぎ、売りが先行した。
韓国ウォンやタイバーツ、マレーシアリンギなど、5日に対米ドルで半年ぶり高値を更新したアジア通貨も、同様に反落した。「完全変動相場ではない分、制度的な要因がより影響しやすい」(外銀アナリスト)といい、米国との通貨交渉見通しに敏感な反応を見せている。
JPモルガン・チェース銀行東京支店のチーフ為替ストラテジスト、棚瀬順哉氏は「貿易交渉などの個別事情や持ち高調整が動きを主導しており、ドル/円も株価や金利差などとの相関が乏しくなっている」と指摘していた。
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