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コニカミノルタ、25年3月期380億円の最終赤字に 減損220億円

2025年04月24日(木)12時16分

 4月24日、コニカミノルタは、2025年3月期の連結純損益予想(国際会計基準)を380億円の赤字に下方修正すると発表した。写真は同社のロゴ。都内で2012年6月撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao)

Kentaro Okasaka

[東京 24日 ロイター] - コニカミノルタは24日、2025年3月期の連結純損益予想(国際会計基準)を380億円の赤字に下方修正すると発表した。計220億円の減損損失を計上する。従来は収支とんとんを見込んでいた。

減損損失の内訳は、中国でのX線フィルム需要減などに伴う営業損益悪化で約55億円、フランスの高付加価値印刷機器メーカーの回収可能価額が帳簿価額を下回ったことによる約140億円など。

また、英子会社などの売却に伴い202億円の営業損失を計上し、もともと140億円の赤字でみていた営業損益を530億円の赤字に下方修正した。

一方、生産性向上に向けたグローバル規模の構造改革を実施し、従来の計画を310人上回る2701人の人員削減を行ったと発表。これに伴う一時費用は計画から約10億円減の約190億円となり、25年3月期の事業貢献利益に対する効果は約100億円増、26年3月期は約140億円増を見込んでいるという。

ロイター
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