ニュース速報
ビジネス

英総合PMI、4月速報48.2 貿易戦争で50割れ

2025年04月23日(水)20時17分

S&Pグローバル/CIPSが23日発表した4月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.2と、3月の51.5から低下した。ロンドン金融街のカナリーワーフで2月撮影(2025年 ロイター/Isabel Infantes/File Photo)

Andy Bruce

[23日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが23日発表した4月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.2と、3月の51.5から低下した。好不況の分かれ目となる50を割り込んだ。

世界的な貿易戦争の激化で景気後退に陥る可能性がある。

PMIは2022年11月以来の低水準。当時はエネルギー高騰やトラス元首相のミニ予算を受けた市場の混乱に見舞われていた。

輸出受注の減少ペースは、新型コロナウイルスが流行していた20年以降で最大だった。コストの上昇ペースは約2年ぶりの高水準。企業増税や最低賃金の引き上げが響いた。

S&Pグローバルのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏によると、今回のPMIは英経済が四半期ベースで約0.3%のペースで縮小していることを示唆している。

同氏は「4月は信頼感が急低下し、生産が減少した。短期的な経済見通しに赤信号が灯っており、イングランド銀行(英中央銀行)の5月の追加利下げへの圧力が強まっている」と述べた。

サービス部門PMIは52.5から48.9に低下。27カ月ぶりの低水準となった。

製造業PMIは44.9から44.0に低下。20カ月ぶりの低水準となった。製造業の新規輸出受注は急減。これ以上の急減を記録したのは1996年の調査開始以降で3回のみ。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

キオクシアHD株、ベインキャピタル系が一部売却 保

ワールド

イランの湾岸諸国都市部近郊への攻撃、米軍が原因=ア

ワールド

メタ、英国で違法広告阻止の約束を繰り返し反故=当局

ワールド

2月訪日客数は6.4%増の346万人、2月として過
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 4
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 5
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 6
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 7
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 8
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 9
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 10
    「危険な距離まで...」豪ヘリに中国海軍ヘリが異常接…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 5
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中