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英アビバ、ロイズ保険組合に再加盟 3億ドルで買収

2024年03月04日(月)20時12分

英保険会社アビバは4日、買収を通じ長い歴史を持つ英ロイズ保険組合に再加入すると発表した。ロンドンの本社で昨年8月撮影。(2024年 ロイター/Alishia Abodunde/File Photo)

[ロンドン 4日 ロイター] - 英保険会社アビバは4日、買収を通じ長い歴史を持つ英ロイズ保険組合に再加入すると発表した。保険プラットフォームのプロビタスを2億4200万ポンド(3億0700万ドル)で買収する。

損害保険事業を強化する。世界の保険ハブとしてロイズの魅力が色あせていないことが浮き彫りになった。

アビバは、プロビタス傘下の完全に統合されたロイズのプラットフォーム・引受団「シンジケート1492」を買収する。シンジケート1492の2023年の総収入保険料は2億8800万ポンドだった。

アビバのアマンダ・ブランク最高経営責任者(CEO)は「ロイズ市場に参加することで、当社の低資本の損害保険事業の成長を加速できる新たなチャンスが広がる」と述べた。

アビバは2000年に事業売却を通じてロイズ保険組合から撤退していた。

ジェフリーズのアナリストは、アビバの損害保険部門の利益率向上につながるとの見方を示した。

ロイター
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