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東芝、TOBへの応募推奨の判断「あらためて検討」

東芝は7日、日本産業パートナーズ(JIP)の再建案に伴う株式公開買い付け(TOB)について、株主に対してTOBへの応募を推奨するかどうかは「あらためて検討し、決議する」と表明した。写真は2017年1月、都内で撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 7日 ロイター] - 東芝は7日、国内ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)が主導する株式公開買い付け(TOB)について、株主に応募を推奨するかどうかは「あらためて検討し、決議する」と表明した。
定時株主総会(6月29日)の招集通知に記載した。東芝は3月23日、TOBに対する意見表明を行った際、買い付けが開始された場合は賛同意見を表明するものの、「現時点で株主に対して応募を推奨することまではしない」と決議していた。
JIP率いる企業連合は7月下旬をめどに1株4620円でTOBを始めることを目指しており、この日公開した東芝株主への書簡で、「投資回収のための合理的な売却機会を提供できるものと考えている」と理解を求めた。