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フィリピンのアヤラ、今年10億ドルの資産売却完了へ=CEO

2023年05月30日(火)15時01分

[マニラ 29日 ロイター] - フィリピンの複合企業アヤラ・コープのセサル・コンシン最高経営責任者(CEO)は29日、今年中に約4億ドル相当の資産売却を目指していると明らかにした。高成長事業への投資に向け数年間で10億ドルを調達する計画の最終段階という。

同社は2021年、一部の非中核事業を含む資産売却により10億ドルを調達する計画を公表していた。

コンシン氏は、今年その目標が達成される可能性があると説明し、「基本的に、より即座に好機を得られる所で資本を再利用する」と述べた。

アヤラは昨年末までに、水道会社マニラ・ウオーターの株式保有縮小のほか、有料道路の権益や石炭火力発電所からの投資引き揚げなどを含め、複数の企業の6億ドル相当の株式を売却している。

ロイター
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