ニュース速報

ビジネス

チャットGPT便乗の株価急騰、中国メディアとAI企業が警鐘

2023年02月09日(木)13時41分

 2月9日、中国政府系メディアは9日、新興企業オープンAIが開発した自動応答ソフト(チャットボット)「チャットGPT」の人気に便乗した中国の人工知能(AI)関連株の急騰に警鐘を鳴らした。写真は北京で8日撮影(2023年 ロイター/Florence Lo)

[上海 9日 ロイター] - 中国政府系メディアは9日、新興企業オープンAIが開発した自動応答ソフト(チャットボット)「チャットGPT」の人気に便乗した中国の人工知能(AI)関連株の急騰に警鐘を鳴らした。AI企業も自ら、投資家に合理的な判断をするよう促した。

チャットGPTを巡る熱狂は、中国株式市場で投機的な動きを加速させ、TRS信息技術、漢王科技、雲従科技 といったAI関連企業の株価を押し上げた。

政府系メディアの証券時報は論説記事で、第5世代通信規格「5G」や拡張現実(AR)、仮想現実(VR)などのテーマで関連銘柄が買われてきたが、一部の技術構想が形になった一方で、多くのアイデアは商品化に至っていないか、検証に時間を要していると指摘。

「しかし、一部の人々は偽の構想について投機売買に没頭し、他の人々を相場つり上げに誘っている。投資家は最終的に涙をのむことになるので、追随してはいけない」と論じた。

チャットGPTのようなAIツールを手掛ける北京海天瑞声科技や三六零安全科技などの企業は株価急騰後に規制当局から要請を受け、投資家に先走りのリスクに留意するよう促した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NEC、通期業績予想を上方修正 国内ITが引き続き

ビジネス

午後3時のドルは153円付近、米財務長官「強いドル

ビジネス

キヤノン、発行済み株式の6.1%・2000億円を上

ビジネス

キヤノン、26年12月期連結純利益は2.7%増を予
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 5
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 6
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    またTACOった...トランプのグリーンランド武力併合案…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中