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IMF、ギリシャ債務の長期的持続性に疑念=ラガルド専務理事
2018年06月22日(金)09時58分
6月22日、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)がギリシャに対する債務軽減策で合意したことについて、中期的な債務持続性の改善につながるとして歓迎した一方、長期的な持続性を巡っては疑念が残ると述べた。写真はワシントンで会見する同専務理事。13日に撮影(2018年 ロイター/YURI GRIPAS)
[ルクセンブルク 22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は22日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)がギリシャに対する債務軽減策で合意したことについて、中期的な債務持続性の改善につながるとして歓迎した一方、長期的な持続性を巡っては疑念が残ると述べた。
専務理事は記者会見で「本日発表された追加の債務軽減策はギリシャの中期的な資金繰りリスクを和らげ、中期的な債務の見通しを改善させる」と評価した。
ただ、8月に終了する第3次支援プログラムについて、残りの期間がわずかとなっているためIMFは参加しないと述べ、早期に債務の持続性を精査すると言明。ギリシャの債務の長期的な持続性を巡り、IMFは引き続き疑念を抱いているとした。
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