ニュース速報
ビジネス
前場の日経平均は4日ぶり反落、前日までの上昇の反動
2月20日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比265円00銭安の2万1884円21銭となり、4日ぶりに反落した。写真は東京証券取引所で6日撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 20日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比265円00銭安の2万1884円21銭となり、4日ぶりに反落した。欧州株安に加え、前日までの3営業日で1000円近く上昇した反動から、利益確定売りや戻り待ちの売りが優勢となった。
安く寄り付いた後も水準を切り下げ、一時2万1831円45銭に下落し、300円超安となる場面もあった。2月前半の相場急落時に比べ、ボラティリティーは低下しているが「相場急落の引き金になった米国の金利上昇や利上げペース加速への懸念は消えておらず、株価の上値を抑えている」(三木証券の投資情報部課長、北沢淳氏)との声が出ていた。
TOPIXは1.07%安。東証1部の午前中の売買代金は1兆0958億円。東証33業種のうち、パルプ・紙を除く32業種が下落した。セクター別では銀行が下落率トップ。機械、保険、電気機器がこれに続いた。
一方、米長期金利
東証1部の騰落数は、値上がり647銘柄に対し、値下がりが1335銘柄、変わらずが82銘柄だった。