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ドル113円前半、実需の買い一巡後は動意薄
12月27日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113円前半だった。仲値公示にかけて輸入企業のドル買い/円売りが優勢となったが、一巡した後はやや上値が重くなった。写真は6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)
[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113円前半だった。仲値公示にかけて輸入企業のドル買い/円売りが優勢となったが、一巡した後はやや上値が重くなった。
早朝113.20円を挟んで小動きだったドルは、仲値公示にかけて動意づき、113.38円まで上値を伸ばした。きょう成約された取引の受け渡し日が年末・月末に当たるため、年内に為替の値固めが必要な輸入企業によるドル買いが散見されたという。
その後は、午後にかけて動意薄となった。市場からは「海外勢はまだクリスマスモード。マーケットにぼちぼち参入し始めるのは、きょうのロンドン時間からだろう」(国内銀)との見方が出ていた。
「113円後半から115円にかけてドル売り注文が見えている。米国の景気は腰折れしていないのでドル買いで攻めたいが、これだけ売りがあると今でなくてもいいという感じ」(国内金融機関)との声もあった。
前日の海外時間には、リビアのパイプラインの爆発などを受け、米WTI原油先物12月限
ドル/円
午後3時現在 113.18/20 1.1876/80 134.44/48
午前9時現在 113.20/22 1.1855/59 134.22/26
NY午後5時 113.22/25 1.1858/59 134.25/29
(為替マーケットチーム)