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習主席が貿易協定受け入れ用意、メイ氏「英中関係は黄金時代」

2016年09月06日(火)05時15分

 9月5日、中国の習近平国家主席(写真右)が英国のメイ首相に、貿易協定の可能性を受け入れる用意があると表明した。杭州で4日撮影(2016年 ロイター/Damir Sagolj)

[杭州(中国)/ロンドン 5日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は英国のメイ首相に、二国間の貿易協定を締結する可能性について受け入れ用意があると表明した。

20カ国・地域(G20)首脳会合の会場で、英当局者が記者団に説明した。

中国が出資予定の英サマセット州ヒンクリーポイントの原発新設計画について、メイ首相は7月、プロジェクトの最終決定を遅らせる方針を発表。両国間に外交的緊張が高まっている。

同当局者は「前政権が推進した一部の合意事項について、決定に一定の時間が必要になることを、習国家主席は認識していた。習氏はこれら問題の解決まで辛抱強く待つ用意があると話した」とした。

習氏の発言が、ヒンクリーポイントに関する言及だったのかとの質問には、具体名は出なかったなどと答えた。

一方、メイ氏は、両国関係は「黄金時代」を迎えていると指摘。原発新設計画に関する決定で、戦略的連携関係が妨げられることはないとの認識を表明した。G20首脳会合終了後、記者団に語った。

ロイター
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