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日英産業相が会談、EU離脱で日本企業に悪影響出ないよう要請

2016年07月26日(火)17時15分

 7月26日、林幹雄経済産業相は、クラーク英ビジネス・エネルギー・産業戦略相と会談し、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)によって、日本企業に悪影響が出ないよう適切な対応を要請した。写真はジブラルタルで5月撮影(2016年 ロイター/Jon Nazca)

[東京 26日 ロイター] - 林幹雄経済産業相は26日、クラーク英ビジネス・エネルギー・産業戦略相と会談し、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)によって、日本企業に悪影響が出ないよう適切な対応を要請した。

会談の冒頭、林経産相から「多くの日本企業がEUのゲートウェイとしてイギリスに多額の投資をしている。ブレグジットによって悪影響を受けることないよう、適切な対応をお願いしたい」と述べた。

これに対しクラーク産業戦略相は「新大臣に就任以来、最初の訪問国として日本に来たことは、日本が英国にとって重要なパートナーであることを示している」などと発言した。

日英産業相会談に先立ち、日産自動車<7201.T>、日立製作所<6501.T>、丸紅<8002.T>と日本商工会議所の幹部が同席し、意見交換を行った。企業側からは、関税問題を含めEU離脱に伴う不透明感が払しょくされるよう英国側に要請、これに対しクラーク産業戦略相は「日本企業の意見に耳を傾け、理解し、今後の対応に活かしたい」と答えた。

(宮崎亜巳)

ロイター
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