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米FRB、英EU離脱の影響見極めるには時間必要=副議長

2016年07月02日(土)01時52分

7月1日、フィッシャーFRB副議長は、英国によるEU離脱の影響を見極めるには時間がかかると語った。写真は昨年3月、ニューヨークで撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は1日、米経済にはここ数週間改善の兆しが見えているとしながらも、英国による欧州連合(EU)離脱の影響を見極めるには時間がかかるとの見方を示した。

同副議長はCNBCのインタビューに対し、ブレグジット(英国のEU離脱)について、米経済内に見られるさまざまな事象と総合して影響を見極める必要があると指摘。

「米経済指標の大半は現時点では良好だ」としながらも、英国のEU離脱手続きが長引く公算が大きいことに加え、他のEU加盟国の間で離脱を検討する動きが出る可能性もあることから、FRBが影響を見極めるのは困難になるとの考えを示した。

ロイター
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