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軽減税率の財源に税収上振れ充てられない=麻生財務相

2015年12月01日(火)12時10分

 12月1日、麻生太郎財務相は閣議後会見で、首相官邸内に、軽減税率の財源に一般会計税収の上振れ分を活用する案が浮上していることに関し、「財源がないかたちでというのはとてもできない」との認識を示した。北京で昨年10月撮影(2015年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 1日 ロイター] - 麻生太郎財務相は1日の閣議後会見で、首相官邸内に、軽減税率の財源に一般会計税収の上振れ分を活用する案が浮上していることに関し、「財源がないかたちでというのはとてもできない」との認識を示した。

麻生財務相の発言は、消費税の10%への増税時に導入する軽減税率の財源に上振れした税収を充て、適用対象を広げる案をけん制するものだ。同氏は会見の中で「毎年1兆数千億円の上振れが確実ならいいが、毎年出ていくのが大きな問題」と語った。

ロイター
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