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グアテマラ、「安全な第三国」で米国と合意まだ=内相
2019年06月19日(水)09時16分
[グアテマラ市 18日 ロイター] - グアテマラのデゲンハルト内相は18日、同国はまだ、米国への難民申請者にとって「安全な第三国」になることにコミットしていないと述べた。その上で、米国とともに中米からの移民流入を抑制する手段を分析していると明らかにした。
トランプ米大統領は17日のツイッターへの投稿で、グアテマラは「安全な第三国」に関する合意文書に署名する準備を整えていると述べ、同国が近隣諸国から難民申請者を受け入れる可能性を示唆した。
デゲンハルト内相は、記者団に対し「われわれは安全な第三国になることを受け入れるとはまだ言っていない。両国に適した措置を見つけるため協議中だ」と述べた。
米国がグアテマラを「安全な国」と見なしたことについては歓迎する意向を示した。
グアテマラが「安全な第三国」の役割を受け入れた場合、他国に向かう途中でグアテマラに入国する移民の難民申請を処理する義務を負うことになり、ホンジュラスやエルサルバドルから米国に向かう難民が対象になる可能性がある。
隣国メキシコは、移民対策でグアテマラとの国境の管理を強化するよう米国から圧力を受けているものの、これまでのところ、安全な第三国になることを拒否している。
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