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ロシア、ベネズエラへの介入否定 米ロ外相電話会談へ
2019年05月02日(木)01時45分
[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア外務省報道官は1日、ベネズエラのマドゥロ大統領に国外脱出を思いとどまるようロシアは説得していないと述べた。
ベネズエラでは前日、暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長がマドゥロ政権打倒の「最終段階」に入ったとし、国民や軍に蜂起を呼び掛けた。こうした中、ポンペオ米国務長官は同日、CNNに対し、マドゥロ大統領がキューバに逃れる用意をしていたが、ロシアの説得により国内にとどまったとの見方を示した。
これについてロシア外務省のザハロワ報道官は、「情報戦争」の一環だとし、「完全に虚偽の情報で、フェイク(偽)ニュースだ」と述べた。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は 記者団に対し「ロシアは米州に介入するべきではない」との見解を表明。ポンペオ長官はこの日、ロシアのラブロフ外相と電話会談を行い、ベネズエラ情勢について協議する。
ベネズエラではこの日もデモが続いている。
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