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対中貿易交渉、USTR代表が担当=米ホワイトハウス
2018年12月04日(火)10時31分
[ワシントン 3日 ロイター] - 米ホワイトハウスは3日、貿易摩擦を巡る中国との交渉は、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が中心になり行うと明らかにした。
米中首脳は1日の会談で、新たな関税を一時的に見送り、貿易戦争を悪化させないことで合意。米国は対中関税の引き上げを90日間猶予することで合意した。
対中貿易交渉はこれまで、ムニューシン財務長官が中心に進めてきた。ライトハイザー氏は通商交渉の経験が豊富で、カナダ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)見直し交渉をまとめたばかり。対中強硬派として知られる。
ピーター・ナバロ大統領補佐官(通商担当)はラジオ番組で、ライトハイザー氏が交渉担当となると述べ、「同氏はUSTRの中で最も毅然とした交渉担当者で、関税を引き下げ、非関税障壁を取り除き、市場アクセスを制限する全ての慣行をやめさせるだろう」と期待を示した。
ホワイトハウスの当局者も、ライトハイザー氏が対中交渉を担当することを確認した。
*内容を追加しました。
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