2026年、トランプは最大の政治的試練に直面する
2025年後半には「トランプ・ワールド」の異変を強烈に印象付ける出来事があった GRAEME SLOAN-BLOOMBERG/GETTY IMAGES; TRIFF/SHUTTERSTOCK (BACKGROUND)
<2026年にはアメリカの有権者が現実に目を向け、熱狂的な支持者さえ反旗を翻すようになる――そう思わせる兆しが出てきた>
ある人物の政治家としての成功を予想するとき、専門家も一般市民も、その人物の実績や言動といった「事実」に注目しがちだ。だが、それは根本から間違っている。
政治家の成功は、実のところ、有権者が何を信じ、何を恐れているかに大きく左右される。とりわけ恐怖には、事実よりずっと大きな力がある。
ドナルド・トランプ米大統領が1度の落選を経て大統領職に返り咲いたのも、有権者の恐怖をうまく利用して、当選に必要な数の人々に自分の主張を信じ込ませる能力があったからだ。
トランプはその能力によって、2期目の政治と経済の成績は「A+」だとアメリカ国民に信じ込ませようとしている。
2026年のトランプの運命と、残りの任期(2029年1月まで)、そしてアメリカの政治体制が一段と権威主義に傾くかどうかは、トランプが十分な数の有権者に、アメリカはこれまでになく強く、繁栄していると再び信じ込ませることができるかどうかに懸かっている。
だが、2026年は人々の生活が苦しくなり、政治的な不安も大きくなって、ついにトランプの熱狂的な支持者さえも反旗を翻すのではないかと思わせる兆しがある。
「トランプ・ワールド」の異変を強烈に印象付けたのは2025年後半、これまで断固トランプを支持してきたマージョリー・テイラー・グリーン下院議員がトランプとたもとを分かった一件だろう。
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