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「国葬」は露骨で危険な安倍崇拝の儀式だった
国葬会場では、安倍元首相に近かった右派系文化人が嬉々として写真を撮り、SNSにアップする姿も目立った。もちろん宮本亜門氏を初め、招待された文化人の欠席が相次いでいるため、あえて出席した文化人に偏りが出てくるのは当然なのだが、国葬の根底にある思想そのものが、国家中心主義・権威主義に偏り、右派系雑誌の論調と同一になってしまった理由については検証が必要だろう。なにせこのイベントには、16.6億円ものの国費が使われているのだから。
国葬が執り行われてしまったことでひと段落させてはならない。国葬が見せた露骨な国家主義と個人の神格化に関しては、手続き上の問題や予算の使い道と同時に、国葬が終わってからでも執拗に追及していかなければならない。
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