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大西卓哉宇宙飛行士「きれいごとではなく、僕らのリアルを知ってほしい」【独自インタビュー】
──少し話は変わりますが、大西さんのアウトリーチ活動について伺います。前回の宇宙飛行では「宇宙ブロガー」として訓練の様子や宇宙活動を紹介して、『秒速8 キロメートルの宇宙から』(教育評論社)という書籍にもまとめられました。最近のSNS投稿でも、いつも率直に訓練の感想などを語っていらして、私も追体験している気分です。宇宙飛行士の日常を伝える時に意識していることはありますか。
大西 分かりやすく書こうと意識しています。あとは、なるべく自分が感じたままを書こうと思ってます。
どうしても「立場上ポジティブに」とか、いい意味でも悪い意味でも「きれいごと」を言わなくてはいけない場面というのはどうしてもあります。でも、「もっと僕らの世界のリアルを知ってもらいたいな」って、僕は昔から思っているんです。
宇宙飛行士も1人の人間ですし、それが宇宙でどういう生活をしている、どういう仕事をしているというのをありのままを伝えることができるのは僕らだけです。なので、それをやりたいなといつも思ってます。
──失礼な物言いに聞こえたら申し訳ないのですが、一般に宇宙飛行士の方々は優等生のイメージが強いのですが、大西さんには「隣のお兄ちゃん」みたいな親しみを感じます。SNSも、近所のお兄ちゃんが子供たちを集めて「宇宙の話をするから、聞いて聞いて」みたいな感じで。
大西 まさにそういうところを目指してるので、そう言っていただけると非常にありがたいですね。
──大西さんはJAXAGA SCHOOL(佐賀県とJAXAが連携した宇宙教育プログラム事業)の名誉校長ということで、宇宙好きの子供たちと接する機会も多いと思います。大西さんが子供たちから受け取ったこと、学んだことはありますか。
大西 宇宙飛行士は仕事として宇宙に行っているので、どうしても日々のタスクに追われてしまって、初心を忘れてしまうことがあります。そういう時に子供たちと向き合うと、本当に目をキラキラさせて僕の話を聞いてくれたり、子供らしい素直な視点で質問を投げかけてくれたりするので、自分自身も昔を思い出して初心に戻ることができます。
僕が子供たちを色々とインスパイア(触発)している一方で、僕自身がすごくモチベートされている(やる気を起こさせられている)ような、そういう時間を過ごせています。
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