最新記事
スキャンダル

ビル・ゲイツ、ロシア美女との不倫をネタに脅迫されていた...不倫相手の「容姿」も話題に

2023年5月26日(金)17時31分
ケント・メイジング
ビル・ゲイツと元妻のメリンダ

ビル・ゲイツは妻のメリンダ(左)と2021年に離婚している(写真は2017年4月撮影) REUTERS/Kamil Zihnioglu/Pool

<不倫をした億万長者を、性犯罪者が脅迫していた。ショッキングなニュースを受けて、SNSでは不倫相手の女性にも注目が集まっている>

小児性愛者として悪名高く、少女に売春をさせたとして有罪判決を受けたジェフリー・エプスタインは、マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツと、あるロシア人女性の不倫関係を知っており、その不倫をネタにゲイツを脅迫した──。世界的に有名な大富豪と、悪名高い性犯罪者との関係をめぐるニュースは世間に衝撃を与えたが、SNSではゲイツの不倫相手とされる女性にも注目が集まっている。

■【写真】誰かに似ている...? ビル・ゲイツの不倫相手とされているロシア人女性

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、複数の匿名の情報源の話として報じたところによれば、エプスタインは問題の女性にプログラミングスクールの学費を提供。2017年になってゲイツに電子メールを送り、自分との交友関係を続けなければ、不倫を暴露するとほのめかしたようだ。

情報提供者らは、ゲイツ宛てのメールを実際に目にしたという。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、ゲイツは10年にトランプゲームのブリッジの大会で、ブリッジ選手だったロシア人のミラ・アントノワと知り合った。

同紙は、10年にYouTubeに投稿された動画を発掘。その中で、ゲイツとの出会いとブリッジ対決について「彼を負かすことはできなかったけれど、代わりに蹴ってやろうとしたわ」と、アントノワは発言している。

アントノワはゲイツに関するコメントを拒否する一方、エプスタインと出会ったときには「犯罪者であることも、何らかの下心があることも」知らなかったと話したという。

ゲイツの友人が、女性をエプスタインに紹介

アントノワをエプスタインに紹介したのは、ゲイツの親しい友人で、科学担当最高顧問でもあったボリス・ニコリッチだという。ウォール・ストリート・ジャーナルが入手した文書によると、アントノワは当時、オンラインでブリッジを教えるビジネスを始めようとしており、出資者を探していた。

13年11月、アントノワはニコリッチと共にエプスタインの自宅を訪問し、自身のプロジェクトについて説明。この「ブリッジプラネット」というオンライン事業のために、資金50万ドルの調達を目指す考えだった。

面会後、アントノワはエプスタインにお礼のメールを送った。だが結局、エプスタインは出資しなかったという。十分な資金を集められなかったアントノワは、14年にソフトウエアプログラマーになろうと考え、数人の人物に借金を依頼した。

対談
為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 セカンドキャリアの前に「考えるべき」こととは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:ドローン大量投入に活路、ロシアの攻勢に耐

ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダックほぼ変わらず、トラ

ワールド

トランプ氏、ニューズ・コープやWSJ記者らを提訴 

ビジネス

IMF、世界経済見通し下振れリスク優勢 貿易摩擦が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 3
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウザーたち
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 6
    「二次制裁」措置により「ロシアと取引継続なら大打…
  • 7
    「どの面下げて...?」ディズニーランドで遊ぶバンス…
  • 8
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 9
    「異常な出生率...」先進国なのになぜ? イスラエル…
  • 10
    アフリカ出身のフランス人歌手「アヤ・ナカムラ」が…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中