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移民米地裁判事、トランプ政権の「ドリーマーズ保護措置」撤廃を差し止め
1月9日、米サンフランシスコ連邦地裁のアルサップ判事は、幼少時に親に連れられて不法入国した若者の強制送還を猶予する「DACA」プログラムについて、トランプ政権による撤廃を差し止める判断を下した。写真は昨年10月、DACA撤廃に反対する学生のデモ。カリフォルニア州で撮影(2018年 ロイター/Mike Blake)
米サンフランシスコ連邦地裁のアルサップ判事は9日、幼少時に親に連れられて不法入国した若者の強制送還を猶予する「DACA」プログラムについて、トランプ政権による撤廃を差し止める判断を下した。
トランプ政権は昨年9月、DACAの撤廃方針を決定したが、判事は決定に対する訴訟が行われている間はプログラムを維持しなければならないと判断した。
一部の州や団体、個人らはDACAの受益者の保護を求めて訴訟を起こしている。
判事は連邦政府に対し、これまでプログラムの対象となったことのない人々からの新たな申請を処理する必要はないが、対象者からの更新については対応するよう命じた。
裁判所の判断について米国土安全保障省の報道官はコメントを差し控えた。ホワイトハウスおよび司法省のコメントはこれまでのところ得られていない。
トランプ大統領と議会指導者らは現在、移民制度の幅広い改革についての協議を続けている。