最新記事

ルーマニア

ルーマニア、国民の大規模抗議デモ 汚職免罪の法令撤回へ

2017年2月7日(火)09時29分

 2月5日、ルーマニアの中道左派、社会民主党政権は不正行為などの犯罪を免罪とする法令を撤回した。法令を巡っては、1989年のチャウシェスク独裁政権の崩壊以降、最大規模となる抗議デモが連日行われたほか、国際的な非難も浴びていた。写真は5日、ブカレストで行われた大規模なデモ(2017年 ロイター/Alex Fraser)

ルーマニアの中道左派、社会民主党政権は5日、不正行為などの犯罪を免罪とする法令を撤回した。法令を巡っては、1989年のチャウシェスク独裁政権の崩壊以降、最大規模となる抗議デモが連日行われたほか、国際的な非難も浴びていた。

政府は、同法令は収容能力が限界に達している刑務所問題の緩和が目的としたが、数十人の汚職政治家が無罪放免となるため国民が反発。同法令には、ルーマニアが2007年に欧州連合(EU)に加盟して以来進めてきた改革の最大の後退との見方が出ている。

グリンデアーヌ首相は4日、ルーマニアを分断したくないと述べ、法令の取り消しを表明。政府は1月31日に同法令が承認された際の閣議の議事録の機密扱いも解除した。

*写真をつけて再送します。



[ブカレスト 5日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ビジネス

メキシコはNAFTA交渉打ち切り、米が輸入課税提案

ビジネス

中国、為替市場への監視強化へ=国家外為管理局長

ワールド

マレーシア、金正男氏殺害現場の空港に安全宣言 検査

ワールド

金正男氏殺害、北朝鮮の国家保衛省・外務省が計画=韓

MAGAZINE

特集:習近平vsトランプ

2017-3・ 7号(2/28発売)

「一つの中国」容認で矛を収めたかに見えるトランプだが、世界の新リーダーを目指す中国との貿易戦争は起きるのか

人気ランキング

  • 1

    アメリカ流「餃子の作り方」に物申す⁉

  • 2

    金正男氏の息子、キム・ハンソル氏と中国の動向――中国政府関係者を取材

  • 3

    パーフェクトな容姿に「変身」したイバンカ その品位はどこに?

  • 4

    広がる仮想通貨 本格利用に「差し押さえ」など法的…

  • 5

    世界が共感するヌード写真家レン・ハン、突然の死を…

  • 6

    歴代トップが犯罪容疑にからむIMFに、高まる改革要求

  • 7

    アカデミー賞を取り損ねた名優、名子役、名監督......

  • 8

    金正男暗殺で、また注目される「女性工作員」

  • 9

    人類共通の目標に大きな一歩、NASAが地球と似た惑星…

  • 10

    身近な「サイコパス」から身を守るための知識

  • 1

    日本でコストコが成功し、カルフールが失敗した理由

  • 2

    金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係者を直撃取材

  • 3

    人類共通の目標に大きな一歩、NASAが地球と似た惑星を7つ発見

  • 4

    オルト・ライト(オルタナ右翼)の寵児、「小児性愛O…

  • 5

    金正男暗殺事件、マレーシア首相が北朝鮮を暗に批判…

  • 6

    「ペンス大統領」の誕生まであと199日?

  • 7

    金正男氏を「暗殺者に売った」のは誰か

  • 8

    トランプはゴルフしすぎ、すでに税金11億円以上浪費

  • 9

    金正男暗殺事件の毒薬はVXガス マレーシア警察が…

  • 10

    アメリカ流「餃子の作り方」に物申す⁉

  • 1

    金正男氏を死に追いやった韓国誌「暴露スクープ」の中身

  • 2

    トランプを追い出す4つの選択肢──弾劾や軍事クーデターもあり

  • 3

    日本でコストコが成功し、カルフールが失敗した理由

  • 4

    金正男殺害を中国はどう受け止めたか――中国政府関係…

  • 5

    日本でもAmazon Echo年内発売?既に業界は戦々恐々

  • 6

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 7

    マティス国防長官日韓訪問に中国衝撃!――「狂犬」の…

  • 8

    金正男クアラルンプール暗殺 北朝鮮は5年前から機…

  • 9

    トランプ、入国制限に反対の司法長官代行を1時間後…

  • 10

    トランプの人種差別政策が日本に向けられる日

グローバル人材を目指す

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

日本再発見 「日本の新しいモノづくり」
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 臨時増刊

世界がわかる国際情勢入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月