「地球外生命体の最強証拠」? 惑星K2-18bで発見「生命の痕跡」か
Scientists Discover Signs of Possible Alien Life
惑星K2-18bはしし座にあり、質量は地球の約9倍、大きさは2.6倍。温度の低い赤色矮星の生命存在可能圏内を公転しており、液体の水が存在し得る温度の範囲内にある。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で、この惑星の大気から、ジメチルスルフィド(DMS)やジメチルジスルフィド(DMDS)などの化学的特徴が見つかった。「信号は強くて明瞭だった」とマドゥスダンは言う。「もしも生命存在可能惑星でそうした分子が検出できれば、人類として初の快挙だ。それが可能だと思うと圧倒される」
「数十年後、私たちは今この時を振り返り、生きた宇宙に手が届いた瞬間だったと認識するかもしれない。宇宙にいるのは我々だけなのかという根本的な問いに、突如として答えが出せる転換点かもしれない」(マドゥスダン)