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2010.11.22
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「通じる英語」を話す6つのコツ

Advice From the Experts

発音から文化の問題までコミュニケーションをもっと円滑にするために知っておきたいテクニック

2010年11月22日(月)10時00分
井口景子(東京)、ジェニファー・バレット(ニューヨーク)、ウィリアム・アンダーヒル(ロンドン)

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[2004年7月 7日号掲載]

 日本人が「英語が通じない」と言うとき、二つのケースが考えられる。一つは発音が通じないとき。もう一つは、コミュニケーションがなぜか円滑に進まないケースだ。
 どちらの場合も、ネックは日本語の「常識」。発音のコツから文化的な問題まで、会話をもっと楽しむために知っておきたいテクニックを紹介しよう。

■抑揚と強調で英語らしく
 英語では、名詞や動詞など意味の中心になる単語にストレス(強調)が来ることが多いが、「日本人はどの単語も同じ強さで話す傾向がある」と、ニューヨークで外国人に英語を教えるキャサリン・メージャーは言う。「大げさなくらい強弱をつけるだけで、英語らしく聞こえる」

 単調な英語は理解しにくいだけでなく、思わぬ誤解を生むこともある。「抑揚がないというだけで、退屈しているか、熱意がないサインと取られてしまう」と、英ノッティンガム大学のマイケル・ハンドフォードは言う。

■母音は捨てて子音に集中
 英語らしさを支えるもう一つの要素は、子音(s、t、rなど)の発音だ。「日本人は母音が苦手だと思っているが、発音が理解されにくい原因はむしろ子音にある」と、東京国際大学の田辺洋二教授は言う。

 日本語にある音でも油断は禁物だ。たとえば英語では、単語の冒頭の「p」は息を強く吹き出して発音する。一方、日本語の「p」は息の吹き出しが弱い。「英語の音に慣れている人は、日本語風の発音をpと認識しにくい」と、田辺は言う。

 ちなみに母音は、「エイ」を「アイ」と発音するオーストラリアのように地域による独自性がある。非ネイティブのなまりもバリエーションの一つとして理解されやすいので、日本語発音をあまり気にする必要はない。

■ボールはすぐに投げ返す
 英語の会話が「キャッチボール型」なのに対し、日本語は投げっぱなしの「ボウリング型」といわれる。相手が話し終わるのを待って口を開いたり、考えが固まるまで黙り込んでも許される習慣が、多くの外国人には不可解に感じられるのだろう。

 英語圏の人々は沈黙が3〜4秒続くと不安を感じ、空白を埋めるために何か言おうとする。「日本人は反応のタイミングが遅い」と、ハンドフォードは言う。「国際会議でも口をはさめないまま、時間が過ぎてしまう」

 謙虚さは日本人の美徳だが、英語を話すときは羽目をはずしてみることも必要だ。「Ummm, let's see...」 でも 「Let me think.」「It's difficult to say...」 でもいいから、間髪入れずに何か言葉を発すること。そうすることで、会話に参加する意思があることを伝えられると、立教大学の鳥飼玖美子教授は言う。

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