プレスリリース

"日本三大秘境"宮崎県・椎葉村、棚田米から初の純米酒「仙人の棚田」誕生!8月1日から本数限定で順次販売開始予定

2025年07月17日(木)17時00分
宮崎県椎葉村(しいばそん)の棚田で育った米を使い、このたび地域初となる純米酒「仙人の棚田」が完成しました。本商品は2025年8月1日(金)より順次販売開始予定です。日本三大秘境のひとつであり、2015年に世界農業遺産(GIAHS)に登録された椎葉村からの、"受け継がれてきた棚田の営み"を次代へつなぐ地域発の挑戦を酒というかたちで表現したプロジェクトとなります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/443152/LL_img_443152_1.jpeg
仙人の棚田の純米酒

この酒づくりには、椎葉村の棚田で育てたヒノヒカリ約900kgを使用し、初年度は1,600本限定で製造。企画・プロデュースは地域菓子製造の株式会社菓te-ri(カテーリ)、製造は延岡市の老舗・千徳酒造株式会社と共同で行いました。


■背景:棚田を"守る"から、"活かす"へ
椎葉村の棚田は、山の急斜面に石を積み、水を引き、先人たちが築き上げた人と自然の知恵の結晶です。しかし近年は、人口減少や高齢化により耕作の継続が難しくなる地域もあり、「棚田の景観を保ち、耕作地としても維持する仕組みが必要だ」という思いからこのプロジェクトは生まれました。

本取り組みでは、棚田米を市場相場よりも高く買い取り、農家の収益性にも貢献。
"棚田を活かす"という視点で、農・食・文化をつなぐ循環の一歩を踏み出しました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/443152/LL_img_443152_2.jpeg
仙人の棚田1

■お酒の特徴:日常に寄り添う、棚田の恵み
『仙人の棚田』は、すっきりとした飲み口と、料理に寄り添う穏やかな香りが特徴。
「特別な日」ではなく、「日々の食卓にこそ合う酒」を目指して仕上げています。
自然と向き合って育てられた米の味わいが、じんわりと沁みる一本です。


【商品概要】
商品名 :仙人の棚田(せんにんのたなだ)
分類 :純米酒
原材料 :椎葉村産ヒノヒカリ、米こうじ(国産米)
精米歩合 :70%
内容量・価格 :720ml/税込2,700円
製造 :千徳酒造株式会社(宮崎県延岡市)
企画・プロデュース:株式会社菓te-ri
製造本数 :初回1,600本限定
販売 :千徳酒造直営店舗・地元酒販店・提携小売店ほか

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/443152/LL_img_443152_3.jpeg
製造風景1

<販売開始日・販売場所>
2025年8月1日(金)より順次販売開始予定

・椎葉村
椎葉信雄酒店、中薗本店、平家本陣

・延岡市
千徳酒造 はなかぐら館

・宮崎市
ラディッシュ大橋店、ラディッシュ中央通本店

※販売店は今後も順次拡大予定です。


■メッセージ
「棚田は守るものではなく、"未来に活かす資源"」
『仙人の棚田』は、地域の風景、農の知恵、人のつながりを"飲むことで伝える"酒です。
この1本が、地域農業のこれからを考える小さなきっかけになれば幸いです。


【株式会社菓te-ri 概要】
社名 :株式会社菓te-ri
代表者:代表取締役 椎葉 昌史
所在地:883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1820-6

ホームページ・オンラインストア: https://shiibaya.thebase.in/
LINE : https://lin.ee/uYuAQZi
Instagram : https://www.instagram.com/shiibaya.kateri/


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プレスリリース提供元:@Press
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