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ロス大規模山火事、放火疑いで逮捕の男を起訴 12人死亡

2025年10月16日(木)14時57分

 米連邦検察当局は15日、ロサンゼルスで今年1月に発生した大規模な山火事を起こした放火の疑いで逮捕されたジョナサン・リンダーネシュト容疑者(29、写真)について、関連する3つの罪で起訴した。フロリダ州オーランドで8日撮影。 米司法省提供写真(2025年 ロイター)

Steve Gorman

[ロサンゼルス 15日 ロイター] - 米連邦検察当局は15日、ロサンゼルスで今年1月に発生した大規模な山火事を起こした放火の疑いで逮捕されたジョナサン・リンダーネシュト容疑者(29)について、関連する3つの罪で起訴した。

同被告は、今年1月1日に「悪意を持って」放火した疑いで訴追されていた。火はすぐに消し止められたが、草木の下でくすぶり続け、1週間後に強風により再燃。火の手はその後拡大して12人が死亡し、海辺の高級住宅街パシフィックパリセーズが壊滅した。

被告は今月7日にフロリダ州で逮捕され、当初は放火による器物損壊容疑1件で訴追されていた。この犯罪には連邦刑務所で最長20年の禁錮刑が科せられる。

ロサンゼルスの連邦大陪審は15日、器物損壊罪に加え、州が使用する資産への放火罪、木材放火罪の重罪2件を追加して被告を起訴した。

司法省によると、起訴内容通りに有罪となった場合、最低でも5年、最高45年の禁錮刑に処される。

ロイター
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