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パレスチナ自治政府、ラファ検問所を運営する用意ある=高官

2025年10月15日(水)19時48分

 パレスチナ自治政府高官は15日、ガザ地区とエジプトの境界にあり人道支援物資の主要な通過拠点であるラファ検問所について、ガザ側の運営を担う用意があると表明した。ラファで8月撮影(2025年 ロイター)

Olivia Le Poidevin

[ジュネーブ 15日 ロイター] - パレスチナ自治政府高官は15日、ガザ地区とエジプトの境界にあり人道支援物資の主要な通過拠点であるラファ検問所について、ガザ側の運営を担う用意があると表明した。

アッバス自治政府議長の特使モハメド・シュタイエ氏は「われわれは再び関与する準備ができており、ラファ検問所を運営する用意が整っていることを全ての関係者に通知した」と述べた。スイスを訪問中の同氏は、ジュネーブでカシス外相と会談後、記者団に語った。

自治政府による検問所の効率的な管理を支援する欧州連合(EU)国境支援ミッションとの合意は、戦闘の再燃を受けて3月に一時停止されたが、同氏は依然として有効との認識を示した。

「新たな合意は必要ない。合意はすでに存在し機能するための要素は整っており、最終段階にあると思う」と語った。

ロイター
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