ゼレンスキー氏「ロシアは原子力事故のリスク創出」、 原発付近への攻撃を非難

ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシアは原子力事故のリスクを作り出そうとしていると非難した。キーウで9月撮影の提供写真(2025年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS)
[1日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシアは原子力事故のリスクを作り出そうとしていると非難した。
ゼレンスキー氏は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、ロシアはウクライナ北部のチョルノービリ原子力発電所への電力供給を遮断する攻撃を意図的に仕掛けたと指摘。20機を超えるドローン(無人機)を投入して同原発の近隣の集落を攻撃したと非難した。チョルノービリ原発は1986年に大規模な事故を起こし、現在は閉鎖されている 。
このほか、ロシアが占領しているウクライナ南部のザポリージャ原発について、外部電源の供給が停止されてから8日が経過しているにもかかわらず、ロシアは事態の改善に取り組んでいないと非難した。