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南ア大統領が訪米へ、関係改善へ協議 トランプ氏と来週会談

2025年05月15日(木)11時54分

 5月14日、南アフリカのラマポーザ大統領(写真)は来週に米国を実務訪問し、トランプ米大統領と21日に会談すると南ア大統領府が発表した。写真は12日、コートジボワールのアビジャンで撮影(2025年 ロイター/Luc Gnago)

[ヨハネスブルグ 14日 ロイター] - 南アフリカのラマポーザ大統領は来週に米国を実務訪問し、トランプ米大統領と21日に会談する。南ア大統領府が14日に発表した。

声明で「ラマポーザ大統領はホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、二国間、地域、世界の関心事項について協議する。この訪米は、両国の戦略的関係を再構築する地固めとなる」と説明した。

トランプ氏は南アへの財政支援を全面停止している。土地所有の人種間格差への対処を目的とした南アの土地改革法と、パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍の攻撃をジェノサイド(民族大量虐殺)として南アが国際司法裁判所(ICJ)に提訴したことが理由で、今週には人種差別被害者として難民認定した49人の白人を米国に迎えた。

米国は南アにとって中国に次ぐ第2位の貿易相手国にもかかわらず、こうした背景から両国関係は1月のトランプ氏就任以来著しく悪化している。

ロイター
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