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ユーロ圏経済は順調、改革急いでない=リトアニア大統領
2017年12月15日(金)19時34分
12月15日、リトアニアのグリバウスカイテ大統領は、ユーロ圏経済は順調であり、欧州連合(EU)は改革を急ぐ圧力を受けていないとの見解を示した。ブリュッセルで14日撮影(2017年 ロイター/Phil Noble)
[ブリュッセル 15日 ロイター] - リトアニアのグリバウスカイテ大統領は15日、ユーロ圏経済は順調であり、欧州連合(EU)は改革を急ぐ圧力を受けていないとの見解を示した。
EUでは、今後半年間のユーロ圏の統合深化について協議する首脳会議(サミット)が開催中。大統領は「今はとても平和な時期であり、非常に、非常に急がなければならないプレッシャーは受けないだろう」と述べた。
ユーロ圏の統合深化には域内予算、ユーロ圏財務相や議会、ユーロ圏の救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)を発展させ欧州通貨基金(EMF)に改組することなどが含まれている。
グリバウスカイテ大統領は、より詳細が判明すれば進展は可能だと言明。「財務相の立場や職務、EU規約を変更せずにどこまで管理できるかなど、要旨が明確になれば(可能だ)。これらが重要な問題になるだろう」と話した。
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