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ポーランド、EU離脱の是非問う国民投票は実施せず=与党党首
7月28日、欧州連合(EU)に懐疑的な立場をとるポーランドの与党「法と正義(PiS)」のヤロスワフ・カチンスキ党首は、ドイツのビルト紙とのインタビューで、ポーランドはEUの熱意あるメンバーだと強調、EU離脱の是非を問う国民投票は実施されないとの見方を示した。写真はポーランド国旗(右)とEUの旗。ポーランドの首都ワルシャワで昨年12月撮影(2016年 ロイター/Kacper Pempel)
[ベルリン 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)に懐疑的な立場をとるポーランドの与党「法と正義(PiS)」のヤロスワフ・カチンスキ党首は28日、ドイツのビルト紙とのインタビューで、ポーランドはEUの熱意あるメンバーだと強調、EU離脱の是非を問う国民投票は実施されないとの見方を示した。
カチンスキ党首は「90%のポーランド市民は、EU離脱に反対するだろう」とする一方で、EUは中央集権的なアプローチをやめるべきだと主張。
「英国のEU離脱決定は問題点を浮き彫りにした。これを解決しなければ、多くの国々で反EU気運が高まるだろう」との見方を示した。
欧州委員会が27日、憲法裁判所の権限を3カ月以内に強化するようポーランドに勧告したことについては、カチンスキ氏は越権行為だと批判した。