韓国、米関税一時停止の延長求める方針 7月9日以降も交渉継続へ

　６月３０日、韓国の通商担当高官は、来週の７月９日に期限切れとなる９０日間の米関税一時停止措置について、延長を求める方針を示した。写真は韓国の平澤港に並ぶ輸送コンテナ。４月１５日、平澤港で撮影（２０２５年　ロイター/Kim Hong-Ji）

[世宗（韓国） ３０日 ロイター] - 韓国の通商担当高官は３０日、来週の７月９日に期限切れとなる９０日間の米関税一時停止措置について、延長を求める方針を示した。韓米両国の交渉は期限を過ぎても続く可能性があるとしている。

同高官はブリーフィングで「７月８日までに合意に達する国もあるようだ。交渉継続のための延長が認められる国もあれば、関税の下で交渉を続けるかどうかを決める国もあるだろう」と語った。

「われわれは７月８日までに交渉継続のための延長が認められるようベストを尽くす」と説明。米国がその日にさらなる延長を決定する見込みだという。