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住宅着工5月は62年ぶり低水準、省エネ義務化前駆け込みの反動

2025年06月30日(月)17時26分

 国土交通省が30日公表した5月の住宅着工戸数は、前年比34.4%減の4万3237戸と、1963年1月(4万1813戸)以来の低水準を付けた。写真は、東京タワーの周辺。2024年4月、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Tetsushi Kajimoto

[東京 30日 ロイター] - 国土交通省が30日公表した5月の住宅着工戸数は、前年比34.4%減の4万3237戸と、1963年1月(4万1813戸)以来の低水準を付けた。4月からの省エネ基準適合の義務化に伴う駆け込み着工の反動で、2カ月連続で2桁の減少率を記録した。

前月比は季節調整済みの年率ベースで15.6%の減少。持ち家、貸家、分譲住宅のいずれも2カ月連続で前年比2桁減となった。

住宅着工は今年1月まで9カ月連続で前年比マイナスが続いていたが、2月にプラスに転じ、3月は駆け込み着工で急増していた。

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