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マイクロン、6─8月期売上高見通し予想超え AI関連需要旺盛

2025年06月26日(木)08時42分

米半導体大手マイクロン・テクノロジーは6月25日、第4・四半期(6─8月期)の売上高が107億ドル(プラスマイナス3億ドル)になるとの見通しを示した。2023年5月、上海で撮影(2025年 ロイター/Aly Song)

[25日 ロイター] - 米半導体大手マイクロン・テクノロジーは25日、第4・四半期(6─8月期)の売上高が107億ドル(プラスマイナス3億ドル)になるとの見通しを示した。人工知能(AI)データセンターで使用される広帯域メモリー(HBM)の旺盛な需要を受け、アナリスト予想の98億8000万ドルを上回った。

第3・四半期(3─5月期)のHBM売上高が前期比50%近く増加したといい、同チップへの投資を継続すると表明。マイクロンのメモリーチップを使用しているエヌビディアなどのAIチップに対する需要の高まりを裏付けるものだ。

マイクロンは、第3・四半期の関税関連の影響はかなり控えめだったと指摘。今年後半の需要は健全との見方を示した。

また、HBM市場における自社のシェアが拡大し、今年後半にはDRAM全体のシェアに並ぶと予想している。

第3・四半期の売上高は93億ドルで、予想は88億7000万ドルだった。

特別項目を除いた1株利益は1.91ドルと、アナリスト予想の1.60ドルを上回った。

ロイター
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