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米新規失業保険申請22.9万件とほぼ横ばい、労働市場の安定示す
2025年05月15日(木)23時04分

米労働省が15日発表した5月10日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は22万9000件と前週からほぼ横ばいで、ロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。2021年9月、ニューヨーク州マンハッタンで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日発表した5月10日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は22万9000件と前週からほぼ横ばいで、ロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。ただ、関税措置による経済の先行き不透明感は企業の雇用拡大の足かせとなっており、失業者の就職機会はますます減少している。
週間申請件数は年初から20万5000─24万3000件の範囲で推移しており、これは歴史的に低い解雇件数の水準と一致している。
5月3日までの1週間の継続受給件数は9000件増の188万1000件だった。