任天堂、今期は13%の営業増益予想 スイッチ2は1500万台計画

5月8日 任天堂は8日、2026年3月期の連結営業利益が前期比13.3%増の3200億円となる見通しだと発表した。写真は任天堂のロゴ。2024年10月、パリで撮影(2025年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
Ritsuko Shimizu
[東京 8日 ロイター] - 任天堂は8日、2026年3月期の連結営業利益が前期比13.3%増の3200億円となる見通しだと発表した。6月5日に発売を開始する家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の販売は1500万台、ソフトウエアは4500万本を計画している。
米関税措置は、4月10日時点で課された税率が通期に渡って維持されることを前提とした。年間配当は1株129円(前期は120円)に増配する予定。
会社側の営業利益計画は、IBESがまとめたアナリスト26人の予想平均値4404億円を下回った。
「スイッチ」については、ハードウエアが450万台(前年比58.3%減)、ソフトウエアが1億0500万本(同32.4%減)の計画とした。
前提為替レートは1ドル=140円(前期は149.48円)、1ユーロ=155円(同161.76円)。
25年3月期の連結営業利益は前年比46.6%減の2825億円となり、会社計画の2800億円とほぼ同水準となった。