ロシア「3日間停戦」発効、ウクライナ外相「攻撃続き茶番」と批判

ロシアによる3日間の停戦宣言が8日に発効する中、ウクライナの主要都市は静寂に包まれたものの、検察当局によると、北部スムイ州ではロシアの誘導爆弾によって55歳の女性1人が死亡し、2人が負傷した。ロシアの攻撃で破壊された建物、キーウで7日撮影(2025年 ロイター/Yan Dobronosov)
By Christian Lowe Tom Balmforth, ce054be0-0f22-4923-85b5-b174d88aafc3
[キーウ 8日 ロイター] - ロシアによる3日間の停戦宣言が8日発効したが、ウクライナのシビハ外相はロシア軍は前線全域で攻撃を続けているとし、停戦を「茶番」と批判した
ウクライナの主要都市は静寂に包まれたが、当局によると北部スムイ州ではロシアの誘導爆弾によって55歳の女性1人が死亡し、2人が負傷した。ウクライナ軍報道官は、ロシアが東部戦線のいくつかの地域で攻撃を続けていると明らかにした。
ロイターはこれらの攻撃情報を独自に確認することができなかった。
ウクライナ空軍によると、現地時間午前8時(日本時間午後2時)時点で領空内におけるロシアのミサイル・無人機(ドローン)攻撃は記録されていない。
一方、ウクライナはロシアの停戦宣言に応じるとは約束しておらず、戦争を終わらせたいという印象を与えるためのロシアのプーチン大統領の策略だと指摘している。