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適正な為替レート、「110─120円台」が半数=帝国データ調査
2024年05月17日(金)12時42分
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帝国データバンクは17日、円安による企業への影響についてアンケート結果をまとめ、63.9%が昨今の円安進行は利益にマイナス影響があると答えた。都内で2022年11月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Shinichi Uchida
[東京 17日 ロイター] - 帝国データバンクは17日、円安による企業への影響についてアンケート結果をまとめ、63.9%が昨今の円安進行は利益にマイナス影響があると答えた。適正な為替レートは1ドル=110円─120円台との回答が半数を占めた。調査は5月10─15日に実施し、有効回答は1046社。
利益への影響ではプラスは7.7%、影響なしが28.5%だった。自社に適正な為替レートは「110円以上120円未満」が21.2%、「120円以上130円未満」が28.9%だった。130円以上は18.9%で、うち「150円以上160円未満」は1.3%、「160円以上」は0.5%。19.7%は「分からない」と回答した。