NY外為市場=ドル下落、今週の米経済指標に注目
ニューヨーク外為市場では、ドルが大半の主要通貨に対し下落した。2022年12月撮影(2024年 ロイター/Mohamed Azakir)
[ニューヨーク/ロンドン 13日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが大半の主要通貨に対し下落した。今週発表される主要な米経済指標でインフレと景気の鈍化が示されるとの見方が広がっている。
ロンドンのRBC GAMのポートフォリオマネジャー、カスパル・ヘンス氏は、第2・四半期の景気動向は多少変化しており、先週の失業保険申請件数が示唆するように雇用の伸びが鈍化するとドル高の勢いは弱まる可能性があると述べた。
主要通貨に対するドル指数は0.11%安の105.20。ユーロ/ドルは0.16%高の1.0788ドルとなった
ドル/円は0.26%高の156.20円と、5月2日以来の高値となった。ドルは日本当局による2度の為替介入とみられる動きで5月初めに3%下落したが、再び上昇している。
ドル/円 NY午後4時 156.21/156.22
始値 155.86
高値 156.28
安値 155.70
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0787/1.0791
始値 1.0781
高値 1.0806
安値 1.0782